HOMEバックナンバー/2011.7.1 放送
前回の授業

家を購入または建てる最適な時期っていつ??

住宅ローンについて学ぼう

家を建てようと考えたら、あなたは先ず何をしますか?
多くの方が「頭金をつくるために貯金する。」と答えます。
頭金がないと決心がつかないという方が多いのです。
今回は、家を購入または建てる最適な時期について学んでみましょう!

あなたの努力は本当に「堅実的」ですか?

いつかは自分の家を購入しようと決めたAさんは、毎月8万円の家賃と駐車場代1万円を払いながら、住宅購入のために5万円ずつ貯蓄しています。

逆に既に家を購入し、月々14万円の住宅ローンの支払いをしているBさんがいます。

さて毎月家のために使うお金が14万円という2人ですが、どちらが堅実的だと思いますか?

実は、Bさんの方がAさんよりも堅実的だと言えます。
なぜならAさんのように頭金を貯めていても、実際は毎月9万円の家賃を無駄にしているとも考えられるからです。



世の中の状況を見極める!

Bさんのように、いきなり住居を購入した場合、金利分以外は資産となります。

仮に4000万円の物件を購入しようと考えたAさん、自己資金は一般的に総額の20%程度と考えられているので、貯蓄を月5万円、年間60万円と計算すると、 自己資金が蓄えるまでに13年程かかる計算になります。その間に約1400万円ほどの家賃(駐車場代含む)がムダになってしまうのです。

金利が低い状態であれば、安い金利でローンを組んでしまった方がお得と考えられますね。
ちなみに大手銀行が打出している現在の最優遇金利は、 1%を切っているところが多いです。

逆に金利が高いときは頭金を貯める

借り入れするタイミングは、世の中の状況を見極めて検討したほうが良い事がわかりますよね。



住宅ローンのリスク(危険)について考える

家を建てるためには相当な費用が必要になります。

ローンは何があっても払い続けないといけないのかと思うと、不安になる人もいるかもしれませんね。
実際に住宅を購入して病気や怪我をした場合、支払いが大変になるなどのリスクはあります。また建物自体の耐久性やメンテナンスコストも大きく影響します。

しかし、それを回避する方法もあります。

住まいを建てた後、健康なうちに住宅ローンを組んでいれば、死亡や高度障害に見舞われた場合、あまりリスクはありません。
なぜなら住宅ローンを組む時、団体信用生命保険に入るからです(一部のローンを除く)。

これは住宅ローンを組んだ人が高度障害、または死亡した場合などに、 住宅ローンを返済してくれる保険です。
民間銀行のほとんどは住宅ローン金利に保険料が含まれています。

またほとんどの金融機関では、火災保険に入ることが義務付けられています。

住宅ローンが保険の代わりになるのです。

逆に賃貸に住んでいると万一のことがあってもずっと家賃を払い続けなくてはならないので、むしろ住宅ローンを組んだほうが安全と考えることもできます。

但し 病気や怪我をした場合、住宅ローンのほか、生活費、医療費までかかってきます。家族にも大変な負担になります。 リスクを回避するために、住宅ローンを組んだときには保険などの見直しをすることをおすすめします。
住宅ローンの保険があるので、死亡保障を減らし、削った費用の一部を医療保障保険や所得保障保険に入ることなどでリスクを回避しておくと安心です。


授業のまとめ

家を建てるタイミングは、世の中の状況を見極めて検討したいものですが、家を建てようと思った時、購入しようと思った時が、ベストなタイミングだと思います。

【住宅ローンの金利タイプ】
  固定金利 変動金利
全期間
固定金利型
固定金利
期間選択型 
変動金利型 


借り入れた時の金利が全期間変わらないタイプ

「当初〇年間%」など、一定期間に固定金利が適用されるタイプ

金融情勢の変化に伴い返済の途中でも定期的に金利が変動するタイプ



・借り入れ後に金利が上昇しても将来にわたり借り入れ時の金利による返済額が確定。
・借り入れ時に返済期間全体の返済計画が確定。
・固定金利期間中は返済額を確定できる。
・固定金利期間終了後に金利が低下すると返済額が減少。
借り入れ後に金利が低下すると返済額が減少。




借り入れ後に金利が低下しても返済額が変わらない。 ・固定金利期間終了後に金利が上昇すると返済額が増加。 ・借り入れ後に金利が上昇すると、返済額が増加。
・借り入れ時には将来の返済額が未確定。
・借り入れ後に金利が上昇した場合、未払い利息が発生する可能性あり。

【住宅ローンのリスク】
[生命のリスク]
返済中に万が一のことがあったら、残された家族が心配だ…。
「保険」あります→「団体信用生命保険」
団体信用生命保険に加入していれば、残りの住宅ローンが一括返済されます。
※機構団体信用生命保険特約制度についてはご加入にあたって条件があり、特約料はお客様のご負担になります。
[火災のリスク] 大切なマイホームが火災で…。
「保険」あります→「火災保険」
火災保険には様々な商品がありますので、ご自分に合った商品をお選びください。
※フラット35をご利用される場合は、ご返済が終了されるまでの間、お借り入れの対象となる住宅に火災保険を付ける必要があります。
[金利変動のリスク]
市場の金利が変動したら、返済中の住宅ローン金利はどうなるの?
「保険」ありません!
・変動金利型や固定金利期間選択型の商品の場合、ご返済中に借り入れ金利の見直しがあるため、借り入れ金利が上昇し、返済額が増える可能性があります。
・全期間固定金利型の商品の場合、返済中に市場金利が低下しても、借り入れ金利の見直しはないため、借り入れ時の金利のままでの返済が続くことになります。


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