HOMEバックナンバー/2011.12.16 放送
前回の授業

住宅の防犯対策

年末年始にかけて、家を空けることが多くなりますが、それと共に増えるのが、空き巣による被害です。あなたの家は防犯対策できていますか?
今回は住宅の防犯対策について学んでみましょう。


知らないうちに被害にあっているかも!?

平成18年4月の住宅性能評価制度の改定に伴い、「防犯対策」の項目が追加されました。これは、「ドアや窓などの開口部に、どのくらい防犯建物部品を使用しているか。」を評価するものです。
その背景には、警察庁の侵入窃盗認知件数が平成15年に2万件に迫るほど増えたことと、住宅取得者からの強いニーズもあったからです。

「侵入窃盗認知件数」とは、家に侵入され窃盗されたことに気付いて、警察に通報した件数のことです。普段使わない大切なものを、大事にしまっていたけれど、空き巣に入られても荒らされていなければ気がつかず、いざ使う時に無い!!と気づくという方も。。。

住宅性能評価の評価項目
1)構造の安定 2)火災時の安全 3)劣化の軽減 
4)維持管理・更新への配慮 5)温熱環境 6)空気環境 7)光・視環境
8)音環境 9)高齢者等への配慮 10)防犯対策



空き巣が入るのを防ぐポイントは?

都市防犯研究センターの資料では、

戸建て住宅の場合の侵入経路は
窓からの侵入が一番多く70%超
共同住宅の場合の侵入経路は
1階は窓からの侵入
2階以は玄関が一番多く90%超

この結果から、を強化することが一番重要なポイントで、次に玄関だということがわかりますよね。

最近の新築住宅では、窓を強化するために防犯合わせガラスを採用しています。これは防犯だけでなく、台風や地震の際に飛散防止などガラス事故を未然に防ぐ効果もあります。



狙われない家づくりのポイント

空き巣に狙われやすい家の特徴を知っておきましょう。

このように、ちょっとした隙や習慣が、空き巣に狙われやすい要因につながります。

新しい家ではない場合の防犯対策としては、侵入する側から考えると、明るいと目立ちますし、音が出れば気付かれることから、を嫌がります。

  • 戸建住宅なら
  • 庭を歩くたびに音の出る防犯砂利や、センサー付きライトなど後付けの物もホームセンターで手軽に手に入れることもできます。

  • 共同住宅では
  • 2階以上の階層では、玄関侵入が一番多いことから、短時間でも家を空ける時は、玄関のドアの鍵を閉める。玄関先に鍵を置いたり、屋外に鍵を隠さないことも対策になります。



    まとめ

    まずは防犯対策について家族で考え、隙を見せないこと。
    侵入するならばどこからか?その隙を埋める事が大切です。侵入の手口として、66%がガラス破りですが、26%は戸締りをしていないことが実態です。

    ぜひ人ごととは思わず、家族の財産は皆で守る意識を高めてください。
    また、この機会に家づくりを検討される方は、防犯についても考えてください。


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