HOMEバックナンバー/2012.3.2 放送
前回の授業

上手な収納計画

明日は「ひなまつり」ですね。おひなさまを飾って、甘酒を飲んで…子供の頃の楽しい思い出です。 でも、3月3日が過ぎたらすぐに片付けないと、結婚が遅れてしまうなんていう言い伝えもありますし!?
でも、おひなさまは意外にかさばるから、収納場所が大変ですよね。
今回は、上手な収納ができる家づくりについて学んでみましょう。

収納の種類

おひなさまのような季節ものは、使用頻度が少なく、いつも使う押入れから出してくるのも、しまうのも大変ですよね!でも、他に収納できるスペースがない。。。なんていう事もあると思います。
こうならない為にも、新居を設計する段階で、収納計画を立てることをおすすめします。

収納の種類は3つあります。

【はなれ収納】

納戸部屋や小屋裏収納のように、暮らしの動線から「はなれた」場所にある収納のことです。

【寄り道収納】

玄関ホールにコートハンガーをつけるように、生活の動線上に収納を配置することです。わざわざ行って取ってくるのでなく、よりみち感覚で出し入れできます。

【すぐそこ収納】

リモコンや文房具など良く使うものは、使う場所のすぐ近くに収納場所を配置することです。

「収納」というと、大きな「納戸」や「小屋裏収納」を連想するかもしれません。でも、型の収納は「はなれ収納」で、日常使うものは、すぐに取り出すことができるところに置いたほうがいいですよね。



出すのも入れるのも"ラク"なところに収納しよう!

例えば、1階のリビングでアイロンを掛けるのに、わざわざ2階の納戸にとりに行っていたら、アイロンがけも億劫になってしまいますね。

では、アイロンはどこに収納すれば、"ラク"でしょうか?

こんな時に目安にするといいのが「収納指数」です。
「収納指数」とは、収納カウンセラーの飯田久恵先生が提唱した、収納の「楽さ」をあらわす数字です。
ものを出し入れするとき、ものがある場所へ歩いて、さらに扉をあけたり、しゃがみこんだりなどの手間があります。つまり、出し入れには、必ず「歩数」と「手間数」が必要で、その二つの数値を足したものを、「収納指数」とすることにしました。この数値が少ないほど片づけが「楽」で、多ければ「面倒」な収納となります。

  • 2階にアイロンを取りに行く場合
  • リビングから2階へ上って30歩、扉を開けて1手間、アイロンを取り出し(モノ自体の出し入れは数値に入れない)、扉を閉めて1手間、2階からリビングへ30歩。
    アイロンがけを始めると、
    (30歩+1手間+1手間+30歩=収納指数62)

  • リビングの収納に取りに行く場合
  • リビング収納へ行くのに4歩、扉を開ける1手間、アイロンを取り出す、扉を閉める1手間、アイロンをかける場所へ4歩。
    アイロンがけを始めると、
    (4歩+1手間+1手間+4歩=収納指数10)


この結果から、アイロンをリビングでかけるならリビングの棚にしまうのがいいですね。

また、和室でかけるなら、和室の押入れがいいですよね。つまり、ライフスタイルによって収納の場所は変わるんです。 家を建てる前に間取りだけでなく、ライフスタイルに合わせた収納の大きさ場所を考えておくと、片付く家づくりが成功するポイントです。

※一部、楽待掲載の飯田久恵の「“収納力”から住宅を選ぶ方法」を引用


授業のまとめ

収納はただ広く作っておけばよいのではありません。
使うものは使う場所にしまうのが基本です。

最近は「断捨離(だんしゃり)」ブームです。新居を建てる時だけでなく、今の暮らしから、無駄をそぎ落とすのと同時に、収納の場所をもう一度見直すことで、物を探す時間が減ってゆとりが生まれるし、あれがない!というストレスもなくなり、あなたの暮らしもより豊かなものになると思います。

あなたも今日から、片付く暮らし、豊かな暮らしを目指してみませんか?

断捨離とは、自分とモノとの関係を問い直し、暮らし・自分・人生を調えていくプロセス。不要・不適・不快なモノとの関係を、文字通り、断ち・捨て・離れ、引き算の解決方法によって停滞を取り除き住まいの、暮らしの、身体の、気持ちの、人生の、新陳代謝を促す・・・住まいが、片づかないという悩みはもとより身体の不調、煩わしい人間関係、忙しすぎる状況をも解決していきます。
「断捨離」やましたひでこ公式サイトより引用


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今回の授業はここまで!内容は理解できましたか?
さて、ここからが復習問題です!

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